お金借りるところで金利が安いのはどこ?超低金利で借りれるのか?
お金を借りるところで一番金利が安いのはどこなのか分かりますか?お金を借りる手段もいくつかありますが、最も手軽に借りれるのはカードローンです。
一般的にお金を借りるところで想像するのは銀行でしょう。銀行は住宅ローンや教育ローンなど目的ローンから、今は使途自由のカードローンまで幅広くローン商品を展開しています。
住宅ローンや自動車ローン、教育ローンなどの審査は1週間ほど時間がかかり、融資までを考えれば2週間程度の日数が必要になります。
それは信用金庫、農協、労金も同じことです。その点、カードローンは使途自由で審査時間は基本的に即日審査(当日に審査結果が出る)になっていますので時間もかからず、急な現金が必要になった時でも対応が可能です。
スピード重視であれば、カードローン一択になるのですが、金利はどうでしょうか?銀行や労金、ゆうちょ銀行、農協などの目的ローンとカードローンの金利を比較してみました。
このページの目次
三菱UFJ銀行の各種ローンの金利
ローン | 金利 |
---|---|
住宅ローン(保証料利息組込み型) | 年2.675% |
教育ローン(ネット受付専用) | 年3.975% |
マイカーローン(ネット受付専用) | 年1.720%~年2.975% |
リフォームローン(ネット受付専用) | 年2.875% |
カードローン(バンクイック) | 年1.8%~年14.6% |
カードローン(マイカードプラス) | 年12.6%~年14.6% |
(2018年10月5日現在)
JAバンク各種ローンの金利
ローン | 金利 |
---|---|
住宅ローン(変動金利型) | 年2.475% |
教育ローン(変動金利型) | 年3.075% |
マイカーローン | 年2.712% |
フリーローン | 年3.012% |
(2018年10月5日現在)
労金の各種ローンの金利
ローン | 金利 |
---|---|
住宅ローン(変動金利型) | 年1.39% |
教育ローン(固定金利5年) | 年2.8% |
カーライフローン(固定金利5年) | 年2.8% |
フリーローン(固定金利3年) | 年4.0% |
(2018年10月5日現在)
カードローンの金利一覧
ローン | 金利 |
---|---|
住信SBIネット銀行 | 年0.99%~14.79% |
オリックス銀行 | 年1.7%~17.8% |
三菱UFJ銀行 | 年1.8%~14.6% |
楽天銀行 | 年1.9%~14.5% |
みずほ銀行 | 年2.0%~14.0% |
ソニー銀行 | 年2.5%~13.8% |
ジャパンネット銀行 | 年2.5%~18.0% |
りそな銀行 | 年3.5%~12.475% |
イオン銀行 | 年3.8%~13.8% |
三井住友銀行 | 年4.0%~14.0% |
プロミス | 年4.5%~17.8% |
アコム | 年3.0%~18.0% |
レイクALSA | 年4.5%~18.0% |
SMBCモビット | 年3.0%~18.0% |
AIスコア・レンディング | 年0.8%~12.0% |
(2018年10月5日現在)
カードローンの金利は、左に最低金利(下限金利)、右に最高金利(上限金利)での表示となっています。
なので、住信SBIネット銀行カードローンの場合、最低で借りれる金利は0.99%で、最高金利は14.79%ということです。
最低金利だけ見れば、カードローンの方が安い?と思うかもしれませんが、カードローンを最低金利で借りることは正直無理です。
中には最低金利の審査に通る人もいるかもしれませんが、100人いたら1人か2人、いるかいないかぐらいの非常に低確率なのです(新規契約では)。
そう考えると、銀行や労金、JAバンクの目的ローンの方が圧倒的に金利は安いです。フリーローンでもJAバンクは年3.012%、労金が年4.0%になっています。
お金を借りるならカードローンと目的ローンどちらがおすすめ?
金利が安いのはJAバンクや労金になるのですが、実際にお金を借りるならどちらの方がおすすめなのか?
その答えは断然にカードローンです。なぜなら、JAバンクや労金のローンの審査は長ければ1週間程度かかります。そして必要書類も多く、なにより審査が非常に厳しいです。
1週間待って来た返事がローンの審査落ちだったケースは多々あります。なので、お金が必要になって申込しても実際に審査に通るか分からず、時間がかかりますので資金計画を立てにくいのです。
必ず審査に通ると分かっているなら、低金利で借りられるので1週間待っても問題は無いでしょう。
しかし、借りられると思い、返事を待って審査が通らなかった場合、待った1週間が時間の無駄になります。そこからまたお金を借りるところを見つけなければなりません。
それならば、当日に審査結果が分かるカードローンに申込した方が無駄な時間も無く、早いカードローンなら申込から最短1時間で借りれるところもあります。
カードローンとJAバンクや労金の目的ローンなら、カードローンへの申込をおすすめします。
消費者金融で借りた方が金利が安いのは本当なのか?
銀行や信用金庫、JAバンク、労金などお金を借りるところは多々ありますが、実は消費者金融で借りた方が1番金利が安くなる説を知っていますか?
これは嘘ではなく、ある条件の中であれば、本当に消費者金融の方が金利が安くなるのです。
その条件とは、短期間限定で借りる場合です。短期間とは1ヵ月~3ヶ月の借入を指します。
なぜ短期間の借入なら消費者金融の方が金利が安いのか?それは消費者金融には30日間無利息のサービスがあるからです。
30日間無利息サービスとは、文字の通り、契約から30日間は金利が0%になるサービスです。消費者金融ではプロミス・アコム・アイフル・レイクALSAが30日間無利息を行っており、ノーローンではなんどでも1週間無利息で借りることができます。
いくら銀行やJAバンクが安いと言っても、金利は必ず取られます。しかし、消費者金融の30日間無利息を使えば、金利は1円も払わずにお金を借りることができるのです。
仮に30万円を借りて30日後に返すのなら、消費者金融の無利息を利用すれば、そのまま30万円だけ返済すれば完済になります。
これは銀行カードローンと消費者金融とで比べてみた場合、5ヶ月間の金利なら消費者金融の方が払う利息は少なくなる、驚きの結果が出ます。
一般的な銀行カードローンの金利年14.5%と消費者金融の金利年18.0%で初回30日間無利息が付く条件で、払い込み利息を表にしてみました。
返済回数 | 消費者金融 金利18.0% |
銀行 金利14.5% |
---|---|---|
1回目 返済15,000円 |
無利息期間なので利息0円 元金充当15,000円 残元金485,000円 |
利息5,958円 元金充当9,042円 残元金490,958円 |
2回目 全額一括返済 |
利息7,175円 元利合計492,175円 |
利息5,851円 元利合計496,809円 |
2回目まで利息合計 | 7,175円 | 11,809円 |
3回目全額一括返済 | 利息7,059円 元利合計484,234円 |
利息5,742円 元利合計487,551円 |
3回目まで利息合計 | 14,234円 | 17,551円 |
4回目全額一括返済 | 利息6,942円 元利合計円476,176 |
利息5,631円 元利合計478,182円 |
4回目まで利息合計 | 21,176円 | 23,182円 |
5回目全額一括返済 | 利息6,822円 元利合計467,998円 |
利息5,520円 元利合計468,702円 |
5回目まで利息合計 | 27,998円 | 28,702円 | 6回目全額一括返済 | 利息6,701円 元利合計459,699円 |
利息5,407円 元利合計459,109円 |
6回目まで利息合計 | 34,699円 | 34,109円 |
消費者金融は1ヶ月目の返済額が全て元金充当されるので、当然ながら銀行カードローンよりも残元金が少なくなります。
カードローンの利息計算は、残元金×金利÷365×利用日数で出しますので、残元金が少なければ利息も少なくなります。
初回返済後の残元金で銀行の方が5,958円多くなり、この差は6回(半年間)返済してやっと逆転できるのです。
表の払い込み利息を見てください。消費者金融金利18.0%と、銀行カードローン金利14.5%では、5回目までの利息合計が消費者金融27,998円に対し、銀行カードローンは28,702円で、銀行の方が利息が多いのです。
消費者金融の30日間無利息サービスは、上手に利用すれば銀行よりも労金よりも超低金利で借りられるのです。
プロミスとアコムの無利息の違いとは?
消費者金融で30日間無利息をしているのは、プロミス・アコム・レイクALSA・アイフルですが、プロミスとそれ以外の無利息サービスには違いがあるのを知っていますか?
プロミスの30日間無利息は、借入日から30日間無利息になりますが、アコム・レイクALSA・アイフルは契約日から30日間無利息になっているのです。
借入日と契約日の違いとは?簡単に例を出して説明します。
例えば今すぐに現金は必要ないけれど、何かあった時のために、カードだけ作っておく人がいます。
カードだけ作っておけば、コンビニ等の提携ATMからすぐに借入ができるからです。
そしてカードを作って、実際に出金したのが2ヶ月後としましょう。この場合、プロミスは出金(借入)した時点から30日間無利息になりますので、2ヶ月後でも無利息サービスは受けることができます。
しかし、アコム・レイクALSA・アイフルは契約日から30日間無利息になりますので、カードを作った日から30日間がスタートされてしまうのです。
そのため2ヶ月後に出金した場合、30日間無利息サービスを受けることができません。
多くの人は契約日に出金するので、その場合はプロミスとアコム、どちらでも違いはありませんが、もし契約日と出金日が違う場合は、プロミスで借りた方良いでしょう。
【結論】お金借りるとこで金利安いは結局どこ?
金利だけを重視してお金を借りたい人は、審査に通るか分かりませんが、銀行かJAバンク、労金がおすすめです。
但し、それらの目的ローンやフリーローンは証書貸付になりますので、基本的には返済のみを毎月していくことになり、カードローンの様に途中での追加借入ができません。
もし、カードローンで金利が安いとこを探すなら、銀行カードローンになりますが、先ほども書いたように、利用期間が1ヵ月~5ヶ月以内なら、30日間無利息サービスがある消費者金融から借りた方が利息は少なく済みます。
短期間以外の利用であれば、上限金利が低いカードローンにするべきでしょう。
注目なのは、ソフトバンクとみずほ銀行が共同出資で作ったジェイスコアという消費者金融が出している、AIスコア・レンディングです。
このローンの金利は貸金業者にもかかわらず、年0.8%~12.0%と銀行カードローンよりも上限金利が低くなっています。(貸付利率(年率)0.8%は、みずほ銀行、ソフトバンクおよびYahoo! JAPANと情報連携を行ない、かつ一定の条件を満たす場合に限り適用いたします。)
カード自体の発行が無いので、厳密にはカードローンではありませんが、限度額内で何度でも借入と返済が行える、便利なローンとなっています。
AIスコア・レンディング以外のカードローンならば、りそな銀行の、りそなプレミアムカードローンが上限金利年12.475%で低金利になっています。その他にもソニー銀行やイオン銀行カードローンも上限金利13.8%となっており、低金利です。
金利は安いに越したことはないのですが、デメリット部分を挙げるとすれば、金利は低ければ低いほど、審査は厳しくなると思ってください。
金利は一つの審査基準になっています。安い金利で貸せる人は、それだけ信用や与信が高い人です。
消費者金融大手の上限金利は17.8%か18.0%になっており、銀行カードローンと比較すれば高い金利になっていますが、その分銀行より審査に通りやすいメリットがあります。
お金を借りるだけが目的なのか、借りた後も限度額内で繰り返し借入をしたいのか、短期間しか借りる予定がないのか、これらによってお金を借りるところの選択肢は違ってくるのです。